池袋の塩そば専門店 桑ばらに行って推しに会ってきた
2021年2月14日。
世間がバレンタインデーと盛り上げるこの日。
本来であればハダカハレンチ本公演『エレキ鰻は泣いている?』を観るために王子小劇場に足を運んでいるはずだった。
しかし、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言により『エレキ鰻は泣いている?』は中止となってしまう。
元々昨年に公演予定だったものが延期、からの公演中止ということもあってそのショックは計り知れない。
悲しみに暮れる中、TwitterのTLにこんなツイートが流れてくる…
👲🏼🍜🍥
— どん🍚(宮下真実) (@donpa_) 2021年1月31日
2/3 17~
2/14 11~
2/24 17~
これはまさか!?そういうことなのか!?
我らのどんちゃんにラーメン屋で会えるのか!?
どんちゃんがラーメン屋でバイトしているというのはTLで薄々察していた。しかしまさかこんな形で会える日が来るとは思わなんだ。
というわけで早速私は空いたスケジュールに予定を入れ、2月14日に王子…ではなく池袋へ向かった。
池袋に到着。
…したはいいものの、とても休日とは思えない人の少なさ。
緊急事態宣言下ということもあって皆外出自粛しているのだろうか。
もっと自粛せずに呑気に出かけている人(私も人のこと言えたものではないけど)が大勢いるものかと思っていたのでちょっと感心した。
Googleマップを頼りに歩いていくと…おぉ、あったぞ。
今回の目的地、『塩そば専門店 桑ばら』!
どうやらここでどんちゃんが(幽霊らしいけど)バイトしているとのこと。早速入ろうではないか。
食券を購入して店内へ。
店内に入ると…驚くべきことにどんちゃんが目の前にいるではないか!?
髪を束ねてマスクをしているがまごうことなきどんちゃんだ*1。
食券をどんちゃんに渡すがどうやらどんちゃんは私に気が付いていない。名乗ってようやく理解してくれた。
久しぶりに会ったことや私が眼鏡をかけていた*2こともあって気が付かなかったらしい。
そんなこんなで久しぶりにどんちゃんとトーク(というほど話せていない気もするが)。
この時他にもお客さんは数名いたけれどどんちゃん推しな人は私一人だけだったので少しだけどんちゃんを独り占めした気分…!
そうこうしているうちに注文したやつが届いた。
私が注文したのは裏そば(という名の日替わりメニュー)、牛すじと鯛煮干しの塩つけそば。お値段1300円と中々お高い。
スープの中にこれでもか!と言わんばかりに牛すじが溢れている。
そんな肉肉しい見た目でありながら煮干しのにおいがガツンと効いているギャップ。
どれ、お味は如何にと口に運ぶと…
しょっぱい
確かに器に「しょっぱい」「麺が固い」と書いてあったがまさかその通りとは思わなんだ。
このしょっぱさ、普通なら某レビューサイトでみそくそに言われそうなレベルである。
しかしあらかじめ正直に言ったうえでのしょっぱさなんだから文句なんて言えない。むしろこのしょっぱさがこの店の売りなんだろう、多分。*3
そんな文字通りしょっぱいスープに麺食らい、もとい面食らいつつもどんどんラーメンをすすっていく。
大量の牛すじはトロトロにやわらかくなっていて量の割にすんなり入っていく。
食べている途中、どんちゃんから「後で割りスープあるよ♪」と言われたので期待が高まる。
はてさて麺、完食。どんちゃんに割りスープをオーダーする。
程なくして割りスープが到着。
どれどれ、お味は…
おぉ。しょっぱさが幾分マイルドになる一方、出汁の効いた飲みやすい味になった。
そのままスープも飲み干す。ごちそうさまでした。
流石に腹いっぱい食べたので少し休憩。本当はどんちゃんに挨拶したくて待っていただけなのは内緒。
どんちゃんが戻ってきたタイミングで器を戻す。
どんちゃんに別れの挨拶をすませて店の外へ。
外に出て見るとそれなりに人が並んでいてびっくり。結構な人気店のようで開店を狙ったのは間違いなかった模様。
目的を済ませた。さっきより人通りも増えている。
もうこんな人混みの街にいる必要はない、とそそくさと家路を急ぐのであった…
すぐにお腹下してトイレ求めてヤマダ電機を地下から最上階まで歩いたのは秘密。こんなことで老いを実感したくなかった…
こうして、ハダカハレンチの埋め合わせも兼ねてどんちゃんに会いにいった件はおしまい。
もっとどんちゃんと話をしたかったけど向こうは仕事中だしこの状況下で会話はまずいかなという思いから少し自重した。
多分今も愛嬌を振りまきながらお客さんにラーメンを運んでいることだろう。
とはいえ、どんちゃんの元気な姿が見れたことだしハダカハレンチの埋め合わせとしては充分。これを糧に明日からも頑張っていこうではないか。
P.S.
このブログ、最後に更新したのが去年の6月とのこと。
完全に放置ブログである。
モチベーション維持もさることながら「1000文字以上書く」という縛りをなまじ設けたものだからネタがあっても文字数が足りない…
おまけに最近は勉強も始めているしますます放置が加速するのではないか?
とはいえ、どんちゃんが時々見に来てくれることを今日知ったので何かしら更新できるようにしておかないと。
見てくれるのはモチベーションになる、というのは本当だったのだ。