我が青春を彩ったバンド、HIGH and MIGHTY COLOR(その1・そもそもHIGH and MIGHTY COLORとは?)
誰にだって青春時代はある。今まさに迎えている人もいるだろう。
それは人によっては一生涯の思い出になるくらい輝いているし、あるいは黒歴史として闇に葬りたい人もいる。良くも悪くも語ることなんて無かった、なんて人もいるだろう。
かくいう私にも青春時代はあった。
何をしたわけでもない、強いて言えばもっと勉強すべきだったかと少し後悔するくらいだ。
そんな私の大したことない青春時代であるが、しかし常に傍らにいて支えてくれた存在がいた。
それが今回話すバンド、HIGH and MIGHTY COLORである。
HIGH and MIGHTY COLOR(通称ハイカラ)*1は2004~2010年の間活動していた、沖縄県出身の6人組バンドである。*2
元々は男性陣5人で『アンチノブナガ』というメタルバンドとして活動。
メタリカのコピーバンドを前身としており、その演奏力は高い評価を得ていた。
そんな折に紅一点のマーキーが加入。6人組バンドとして活動を始め、2005年にシングル『PRIDE』でメジャーデビューした。
その後は順調にシングル・アルバム をリリース。タイアップにも恵まれそこそこの人気を博した…多分。*3
順調に活動してた2008年、マーキーが突然の結婚&脱退を発表。相手が相手なだけにそれはそれは大きな話題になった。Twitterが当時あれば大盛り上がり間違いなしだっただろう。
マーキー脱退後の2009年、新しいボーカルとしてHALCAをむかえ再始動…したのも束の間。
2010年に解散を発表。シングル『Re:ache』の発売と共に解散した。
そんなハイカラを私が知ったのは2006年。
当時色々ぶっとんでてとんでもないゲームと聞いて手にした『戦国BASARA2』がきっかけだった。
ゲーム内容もそこそこに楽しんでいた一方、この作品に使われた『DIVE into YOURSELF』にドはまりしてしまい、そのまま近所のGEOに行ってシングル・アルバムをかき集めてきた。
この頃から携帯音楽プレイヤー*4を使うようになった私は当然ハイカラの曲を入れては毎日のように聞いていた。
ライブにも参戦したし、ボーカルが変わっても変わらずに応援し続けた。
決して理想的な青春時代を過ごしていたとは言えないけれど、それでも常にハイカラがいた。
楽しいときはハイカラを聞いてより楽しい気分となり、落ち込んだ時にはハイカラの曲で励まされたなんてことは1度や2度じゃない。
「ハイカラのない人生なんてあり得ない!」なんて月並みな思考にも浸ったりした。
それくらい私にとってHIGH and MIGHTY COLORは大きな存在であったのだ。
…そんなHIGH and MIGHTY COLOR、実は結構苦労している、というか不遇な境遇を辿っていたりするのだ。
それはハイカラが結成するときから解散した後まで、延々と続いていたりするのである…
続く!